Microsoft 365 Copilot ユーザー向け研修資料

概要

田口 大智(ぐっち)(Microsoft MVP / クラウドネイティブ元社員)が作成・公開した Microsoft 365 Copilot ユーザー向け研修スライド。ビジネス職でOfficeツールを使うがAIに不慣れな方を対象に、Copilotの全機能を網羅的に解説している。SpeakerDeck で公開されており、Udemyコースとも連動。

主要トピック

1. AIになぜ向き合うか(Section 1)

  • GUI(Windows 95)→タッチパネル(2008年)→生成AI(2022年)という技術変遷
  • AIの第1〜3次ブームの歴史と、2022年ChatGPT登場による飛躍
  • AI活用の4大課題:ハルシネーション・著作権・セキュリティ・利用方法不明
  • AIとの向き合い方:「知識豊富だけど天然な新卒1年目の部下」として扱う
    • 過度な期待をせず、体力を使い倒す
    • 成果物の最終責任は人間が持つ
    • 具体的な指示を出す

2. Microsoft 365 Copilot とは(Section 2)

  • Microsoft 365 プラットフォームに組み込まれた「副操縦士(生成AIアシスタント)」
  • 対応アプリ:Word / Excel / PowerPoint / Outlook / Teams / Business Chat / Loop / OneNote / OneDrive / Planner / SharePoint / Stream / Whiteboard / Forms / Viva
  • 4種類のCopilot:Microsoft Copilot(無料)→ Copilot Pro → Copilot(エンタープライズデータ保護)→ Microsoft 365 Copilot(フルエンタープライズ)
  • 責任あるAIの原則に基づいて開発
  • エンタープライズデータ保護(EDP):学習データ不使用・暗号化・GDPR/ISO 27018準拠・ユーザーIDとアクセス権を尊重

3. 価値最大化のヒント(Section 3)

  1. Copilotファースト:タスクを進める前にまずCopilotに頼む。失敗しても学びになる
  2. プロンプトギャラリー:copilot.cloud.microsoft/ja-JP/prompts/ でユースケースを確認
  3. データ整備:ゴミデータ→ゴミアウトプット。SharePoint/Teams でデータを集約し、アクセス権を適切に設定する
  4. プロンプトエンジニアリング:目的・コンテキスト・ソース・期待の4要素が基本。初心者は質より量(数打つ)が大事

4. 各アプリでの活用例

アプリ主なユースケース
Business Chat社内情報検索・ファイル参照・チャット要約
Copilot Agents特定ニーズに合わせたカスタムCopilot(GPTsのCopilot版)。ResearcherエージェントやAnalystエージェントも存在
Wordドラフト生成・書き換え・要約・質問
Excel数式列生成・強調表示・テキスト/感情分析(COPILOT関数)
PowerPointWord→PPT自動生成・ページ追加・画像追加・スライドマスタ最適化
Outlookメール下書き・スレッド要約
Teamsリアルタイム議事録・会議後の議事録+アクションアイテム自動生成(文字起こし必須)
SharePointサイト内AI検索・ファイル比較・Q&A
OneDriveファイル要約・FAQ生成・ファイル比較
OneNote企画立案・アイデア出し・下書き生成
Viva従業員エクスペリエンス(Connections/Engage/Insights/Learning/Goals/Glint/Pulse/Amplify)
Formsアンケートフォームのたたき台生成
Stream動画に対する質問

5. Copilot固有機能

  • Copilot Notebook:NotebookLM類似のAIノートブック機能。チャット・ファイル・会議メモを一元管理
  • Copilot Pages:生成結果を保存・共同編集・共有できるLoopと同等の機能
  • スケジュールされたプロンプト(Copilot Actions):定期的なプロンプト自動実行(2024年11月発表、プレビュー)

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