Claude Code サブエージェント
Claude Code が別の Claude インスタンスをサブタスクとして起動する仕組み。並列処理とコンテキスト分離が主なメリット。
概念
- メインエージェントがサブエージェントを生成・指示する
- サブエージェントは独立したコンテキストウィンドウを持つ
- 完了後にメインエージェントへ結果を返す
メリット
| メリット | 説明 |
|---|---|
| 並列処理 | 複数のサブエージェントを同時実行してタスクを高速化 |
| コンテキスト分離 | 大規模タスクをサブタスクに分割し、コンテキスト汚染を防ぐ |
| 専門化 | 特定タスク専用のエージェント定義ファイルを用意できる |
カスタムエージェント定義ファイル
.claude/agents/ ディレクトリにエージェント定義を置く。
.claude/
agents/
code-reviewer.md → コードレビュー専門エージェント
test-runner.md → テスト実行専門エージェント
定義ファイルには専門領域の指示・利用可能ツール・モデルを記述。
実践例: UIレビュー専用サブエージェント
AI駆動開発10の実践テクニック での活用例:
- アクセシビリティチェック専用サブエージェント
- パフォーマンス確認専用サブエージェント
- 「このコンポーネントのXXをチェックして」という特定観点に特化させる
- Playwright MCP と組み合わせて実際の DOM 情報をもとに検証
ポイント: 気になる所を言語化してAIにレビューさせる。汎用サブエージェントより専門サブエージェントの方が精度が高い。
SubagentStop フック
Claude Code Hooks の SubagentStop イベントでサブエージェント完了時の処理を追加できる。ログ記録や後処理の自動化に使う。
Skills との違い
| サブエージェント | Claude Code Skills | |
|---|---|---|
| 役割 | タスクの委譲・実行 | 知識・コンテキストの提供 |
| 実行 | 別インスタンスで動作 | 同一インスタンスに注入 |
| 向く用途 | 重い・並列処理 | 専門知識が必要なタスク |
AIエージェント設計との接点
AIエージェント開発入門プロセス(Moriya、IVRy)で提唱された「タスク細分化」の考え方と共鳴する。細分化された業務ステップをそれぞれサブエージェントに委託することで、精度と保守性が両立する。
関連
- Claude Code
- Claude Code Hooks
- Claude Code Skills
- Claude Code 完全ガイド Ch.27-28
- AIエージェント開発入門プロセス — 業務タスク細分化→AI委託の考え方