OpenAI Codex
OpenAI が提供する AI エージェント型開発ツール。2026年4月以降の推奨モデルは GPT-5.5(それ以前は GPT-4.5 / o3系)。Claude Code と並ぶ代表的な AI コーディングエージェント。
モデルのアップデート(2026年4月)
2026年4月23日の GPT-5.5 リリースにより、Codex の推奨モデルが更新された。Terminal-Bench 2.0(エージェント自動化)で 82.7%(歴代1位)を記録し、Codex のエージェント能力が「別次元」に向上したと評価されている。 → 詳細は 初心者向けCodexの教科書(いち@AI×マーケ|AirCle代表)
特徴
- ブラウザ操作・コンピューターユースが強力(Claude Code より精度・速度が高い)
- アプリ内でブラウザ操作の進捗が見やすく表示される(初心者向けUIUX)
- Intelligence(精度)設定を 低/中/高 で切り替え可能(高いほど精度アップ・クレジット消費増)
- プロジェクト全体を横断的に見てセキュリティ上の問題箇所をモーラ的にリストアップできる
- 既存コードのバグ修正・品質改善が得意
- 批判的なフィードバックができる(Claude Code より主張が強い)
プラグイン
Codex アプリには主に2つのプラグインがある:
| プラグイン | 用途 |
|---|---|
| ブラウザユース | Web ブラウザ操作 |
| コンピューターユース | デスクトップアプリ含む全アプリ操作 |
苦手な領域
- 日本語生成が弱い(会話・アウトプット両方)
- 0→1の自律的な開発は Claude Code の方が適している
- 0→70点を作り上げる初速は Claude Code(Opus)が上
ツールとモデルの関係
Codex 自体はツール(作業場)であり、中に入るモデル(GPT-4.5 / o3系)の知能がアウトプット品質に大きく影響する。「Codex が優れている」と感じる場合、それが Codex というツールの優位性なのか GPT-4.5 というモデルの優位性なのかを分けて考える必要がある。→ Claude Code vs OpenAI Codex 比較
実務での役割分担
Claude Code と組み合わせた最適フローは次の通り:
- Claude Code で 0→70点の成果物を作成
- Codex で修正・セキュリティ強化・コードクリーンアップ
- Claude Code で定期実行・自動化タスクを担当
3つの使い方
| 種別 | 概要 | 対象 |
|---|---|---|
| デスクトップアプリ | DLしてログインするだけ。ターミナル不要 | 初心者 |
| Codex CLI | OSS(Apache 2.0)。ターミナルで動く | 中級者 |
| Codex Cloud | クラウドバックグラウンド実行・GitHub連携・並列タスク | チーム開発 |
設定ファイル(~/.codex/config.toml)
model = "gpt-5.5"
approval_policy = "on-request" # 推奨: 実行前に確認
sandbox_mode = "workspace-write" # 推奨: ワークスペース内のみ