【Obsidian】Thinoをバレットジャーナルのように使う
zab(note クリエイター)による、Obsidian の Thino プラグインを バレットジャーナル(Bullet Journal) のラピッドロギング手法と組み合わせて使う実践ガイド。
概要
バレットジャーナルの「ラピッドロギング」発想をデジタルに応用し、Thino ですべての入力をタスクとして記録するワークフローを紹介している。Dataview プラグインと組み合わせることで未完了タスクの一覧管理を実現する。
主要トピック
Thino の起動設定
- Obsidian 起動時に Thino を自動表示:
Advanced→Open Thino when obsidian opensを True に設定 - スマホからのラピッドロギングに特に有効
List モードと Task モード
- デフォルト: バレット(箇条書き)として入力
- 切り替えで: タスク形式(チェックリスト)として入力
- デフォルトモード設定:
Thino→Default prefix when save thinoでTaskを選択
あらゆる入力をタスクとして扱う理由
バレットジャーナルの3種分類(タスク・イベント・メモ)を区別せず、すべて Thino のタスクとして入力する。理由:
- メモやイベントも結局は何らかのアクションにつながる
- 完了済みかどうかが一目で分かる
- Dataview で未完了タスクをリスト化できる
Dataview による未完了タスク一覧
デイリーノートフォルダから未完了タスクを取り出すクエリ:
```dataview
task
where file.folder = "(デイリーノート用フォルダ)"
and !completed
group by file.link
```
このクエリを「未完了タスク」ノートとしてブックマークしておくのが推奨運用。
タスクの完了・削除の区別
バレットジャーナルの「完了チェック」と「不要な場合の線引き消し」に対応する操作:
| 状態 | Thino での操作 |
|---|---|
| 完了 | タスクにチェックを付ける |
| 不要(削除) | チェックを付けた上で TRASH BOX を選択 → CONFIRM! |
- チェックなしで削除すると Dataview の未完了リストに残り続けるため注意
- デフォルト: デイリーノートに
[deleted::{日付時間}]がマークされる - デイリーノートからも削除したい場合:
Advanced→Delete Thino Directlyを True に設定
メモの使い方
- Thino でアイデアをタスクとして記録 → アトミックノートを作成
- アトミックノート作成後: そのウィキリンクをメモに貼り付けてタスクを完了
- アトミックノートにするほどでもない場合: チェック + ARCHIVE で非表示(デイリーノートには残る)
イベントの使い方
- 行頭で
@を入力するとカレンダーが表示される - カレンダーから日付を選択すると行に書き込まれる
- 予定をカレンダーアプリに転記したらタスクを完了チェック
著者の実践フロー
- スマホ音声入力アプリでアイデアをテキスト化
- Obsidian Thino にコピペ入力(Obsidian Sync で PC と同期)
- PC 作業時はそのまま Thino に入力
- 未完了タスクリストを確認しながらアトミックノートを作成
- 作成済みならウィキリンクを貼ってタスク完了
関連ページ
- Thino — Obsidian のツイート風デイリーノート入力プラグイン
- バレットジャーナル(Bullet Journal) — アナログ手帳術。ラピッドロギング・3種の箇条書き分類が核心
- Dataview — 未完了タスク一覧表示に使用するプラグイン
- zab — 著者