自己肯定感を上げる OUTPUT読書術
著者:アバタロー ASIN:B08TW8X1R7 Kindle リンク:Amazon
概要
「読む→アウトプットする」という OUTPUT 読書サイクルを通じて自己決定感を高め、自己肯定感と人生の幸福度を向上させることを目的とした実践的読書術。本の読み方・マーキング方法・要約テンプレート・プラットフォーム選択まで体系化されている。
主要ハイライト・要点
自分が傷つきにくいルーティン
読書習慣を続けるために守るべき3原則:
- 完璧を求めないこと — 完璧主義が習慣を潰す
- 目標を小さく設定する — 小さな成功体験を積み重ねる
- 継続を意図的に途絶えさせる — ルーティンの断絶に備えておく
スキマ時間のルーティン化も推奨。1日24時間のスケジュールを細かく書き出し、スキマ時間がどれだけあるかを明らかにする。
INPUT前の仮説構築
本を読む前に「本の表紙・帯・目次」をチェックして仮説を立てる。読前の問いが能動的な読書を促す。
著者の主張を見つける3つのコツ
- 文章の最初と最後を確認する — 主張は段落の先頭か末尾に来ることが多い
- 強調表現に着目する — 太字・かぎかっこ・繰り返しに注目
- 譲歩構文に着目する — 「たしかにAである。しかしBだ」の逆接接続詞(しかし・ところが)の後が著者の主張。逆接の接続詞を丸で囲み、その後に線を引く
ツッコミを入れながら読む
仮説と照らし合わせて能動的に読む3点:
- 「問い」にツッコミを入れる
- 「主張」にツッコミを入れる — 仮説と比べて違和感があれば「それはなぜ?」と問う
- 「根拠」にツッコミを入れる
ペンと付箋のマネジメント
ペンと付箋の役割を明確に分離する:
- ペン:著者にとって重要な箇所を明らかにする役割
- 付箋:読者(自分)にとって重要な箇所を明らかにする役割
自己決定感と自己肯定感
自分にとって大切なことを、誰かの意志ではなく、自分の意志で決められる手応えや感覚のことを「自己決定感」と言います。そして、この自己決定感こそが、自己肯定感や人生の幸福度を高める重要な要素なのです。
OUTPUT読書術の核心は「自分で選んで読み、自分の言葉でまとめる」プロセスが自己決定感を育む点にある。
要約テンプレート2型
要約のポイントは「見栄えのよい文章をつくることではなく、筋の通った構造をつくること」。
①序論・本論・結論型 「この本を読んだ結果、私はこう思った。理由は〇点ある。第一に~だ。第二に~だ。第三に~だ。だから私はこう思った」
②要点まとめ型 重要と思われた箇所3点に絞り込み、付箋を立てた箇所をまとめて羅列する。
出力プラットフォームの選択
得意な球種(話す・書く・描く)を選択し、得意なホーム(場所)で全力投球する。プラットフォームの分散より「一点集中」が推奨。
良書選びの基準
- 読者が理解できるレベルの内容であること
- 信頼性が高いと判断できる根拠があること
- 経年的に価値が下がりにくい内容であること
推奨の本要約サービス
- flier(フライヤー)
- BOOK-SMART(ブック・スマート)
- SERENDIP(セレンディップ)
- HONZ(ホンズ)
関連概念
- OUTPUT読書術(アバタロー)
- 自己決定感
- 技術者の学習習慣(エンジニア勉強法) — 学習習慣形成との接続
- スクラップ勉強法 — アウトプット中心の学習法との比較