運動脳
アンデシュ・ハンセン 著、御舩 由美子 訳。スウェーデン人精神科医による「運動が脳に与える科学的効果」を解説した書籍。原書は Hjärnstark(2016年)。日本語版はサンマーク出版刊。
書誌情報
- 著者: アンデシュ・ハンセン
- 訳者: 御舩 由美子
- ASIN: B0BB1N1YMB
- Amazon: https://www.amazon.com/dp/B0BB1N1YMB
- ハイライト数: 5件
核心主張
- ウォーキングなど定期的な有酸素運動が脳に物理的変化をもたらし、実行制御機能(前頭葉)(計画・注意制御・自発的行動)を向上させる
- 身体を動かすことで脳は「若返る」——加齢による悪影響が抑制され、むしろ機能が向上する
- 機能的にすぐれた脳とは「細胞数が多い脳」でも「接続数が多い脳」でもなく、各領域(前頭葉・頭頂葉など)が連携している脳
- 運動はその脳内連携を強化する
ハイライト抜粋
定期的なウォーキングが、実生活にもプラスの効果をおよぼす脳の変化をもたらした。心理テストの結果、「実行制御」と呼ばれる認知機能(自発的に行動する、計画を立てる、注意力を制御するといった重要な機能)が、ウォーキングのグループにおいて向上していた。
身体を活発に動かした人の脳は機能が向上し、加齢による悪影響が抑制され、むしろ脳が若返る。
運動によって脳は物理的に変えられる。
機能的にすぐれた脳とは、細胞がたくさんある脳でも、細胞同士がたくさんつながっている脳でもなく、各領域(たとえば前頭葉や頭頂葉)がしっかりと連携している脳。それがプログラムをスムーズに実行処理するための前提となる。
身体を活発に動かせばその連携を強化できる。