Obsidian Vaultを複数デバイスで自動同期する

ねむねこ(ゆるいアウトプット)による、iPhone/iPad と Windows PC 間で Obsidian Vault を 完全自動で同期する 方法の解説記事。iOSのショートカットアプリと Working Copy(Gitクライアント) を組み合わせて、Obsidian の起動・終了をトリガーに Git Pull / Commit+Push を自動実行する。iPhoneとWindowsのObsidian Vaultを同期する の続編(手動同期の自動化編)。

概要

必要なもの

アイテム備考
iPhone / iPadiOS/iPadOS
Obsidian アプリ(App Store)ver 1.4.16 で確認
ショートカットアプリiOS 標準アプリ
Working Copy アプリver 5.8.8 で確認・買い切り有料
Git リポジトリ(Vault をバックアップ済み)GitHub 等

自動Pull設定(Obsidian を開いたとき)

ショートカットの作成

  1. ショートカットアプリで新規作成
  2. 「Pull Repository」アクションを追加
  3. Vault が入っているリポジトリを選択(Remote は「Default」のまま)
  4. 任意の名前を付けて「完了」

オートメーションの作成

  1. ショートカットアプリ → オートメーション → 新規作成
  2. トリガー: 「アプリ」→ 「Obsidian」・実行タイミング「開いている」
  3. 「すぐに実行」を設定
  4. 作成したPullショートカットを選択

変更差分がない場合はスキップされる。エラー時は通知が来る。

自動Commit+Push設定(Obsidian を閉じたとき)

ショートカットの作成

  1. 新規ショートカットを作成
  2. 変数アクション: デバイス名を変数に保存(「デバイスの詳細 → 名前」)
    • 例: 変数名「Device」にiPhone SE の名前を格納
  3. 「Commit Repository」アクションを追加しリポジトリを設定
    • Message: Vault autocommit on [Device変数] → 例: Vault autocommit on iPhone SE
    • What to Commit: modified
    • Fail when nothing to Commit: オフ
    • Sign: オフ
  4. 「Push Repository」アクションを追加
  5. 任意のショートカット名を付けて「完了」

オートメーションの作成

  1. 新規オートメーション → トリガー: 「アプリ」→「Obsidian」・実行タイミング「閉じている」
  2. 「すぐに実行」を設定
  3. 作成したCommit&Pushショートカットを選択

変更差分がない場合はスキップされる。

まとめ・評価

  • ショートカット2本+オートメーション2本で完全自動化が実現
  • Working Copy の買い切り課金(¥4,000)が唯一のコスト
  • 著者評価: 「一番リーズナブルな自動同期の方法」
  • たまにエラーが起きるが再実行で解決

関連ページ