非エンジニアがObsidianとCursorの環境をいい感じに整えた
著者: アキエ|UI/UXディレクター(外資系コンサル デザイン部門 UI/UXディレクター、育休中) 出典: note(2025-05-13 公開、2025-07-12 追記) URL: https://note.com/akienakai/n/nad947525d548
概要
非エンジニアの UI/UX ディレクターが「Obsidian in Cursor」を始めた全記録。Obsidian + Cursor のセットアップから、Kindle ハイライト自動取り込み・LINE Note Sync・GitHub 同期・Web Clipper による情報収集まで、5ステップで完全環境構築する手順を解説する。特に iPhoneとPCの GitHub 同期(Obsidian Git プラグイン利用)が初心者にとって最難関と著者が強調。非エンジニアが AI(ChatGPT・Cursor)の助けを借りてどう乗り越えるかが本記事の主眼。
著者の動機
- 育児・仕事の中で「隙間時間でメモ→アウトプット」サイクルを効率化したい
- 生成 AI を日常で積極的に使い慣れ、仕事での活用方法を探りたい
- 会社 PC では Notion が禁止されており代替ツールが必要
5ステップ構成
ステップ1:ObsidianとCursorのセットアップ
- Obsidian インストール・Vault(保管庫)作成(Vault名: MyVault)
- Cursor インストール・Obsidian Vault フォルダを Cursor で開く
- Cursor の AI チャットでフォルダ構成を一気に作成
フォルダ構成(Zettelkasten ベース):
MyVault/
└── Zettelkasten/
├── 01_IndexNote/ # インデックスノート
├── 02_Rule/ # 運用ルール(予備)
├── 10_PermanentNote/ # 永続ノート(アウトプット)
├── 20_LiteratureNote/ # 文献ノート(Kindle・Web)
└── 30_FeelingNote/ # メモ・アイデアノート
ステップ2:Kindle Highlights プラグイン
- Obsidian コミュニティプラグイン「Kindle Highlights」をインストール
- Amazon Region を
Japan (amazon.co.jp)に設定 - 起動時自動同期(Sync on Startup)で Kindle ハイライトを Markdown ファイルとして取得
- 【2025-07-12 追記】テンプレートに
image: {{imageUrl}}プロパティを追加することで、IndexNote でギャラリービュー表示が可能
ステップ3:LINE Note Sync の設定
- LINE トークをピン留めして、そのままメモ入力→Obsidian に自動同期
- 「Obsidianアプリを開いて記事を追加して…」より手軽なモバイルメモ手段
- セットアップは外部記事を参照(本記事では詳細手順省略)
ステップ4:GitHub による同期環境構築
PC 側:
- ChatGPT に「ObsidianとGithubを同期させたいのですが」と質問して手順取得
- GitHub リポジトリを Private で作成(個人メモのため)
- PC に Git インストール(ChatGPT サポート)
- Cursor で「このフォルダをGit管理下にしたい」と指示 →
.gitignore作成まで自動完了 - Obsidian Git プラグインをインストール・設定(自動プッシュはOFF、手動コミット)
Source Control→Commit-and-Syncで手動実行- 端末終了時に必ず Push する運用
iPhone 側:
- 外部記事「スマホのObsidianをGitで同期(2024.11)」手順に従い Obsidian Git プラグインで同期設定
- iPhone 側 Obsidian Git プラグインも利用(Pull は自動、Push は手動)
ステップ5:Web 上の情報をストックする
PC(Chrome):
- Chrome 拡張「Obsidian Web Clipper」でワンクリック保存
- 保存先を
20_LiteratureNoteに設定 - 【2025-07-12 追記】
image: {{image}}プロパティ追加でギャラリービュー対応
iPhone(Safari):
- iPhone ではChrome拡張が使えないため Safari に変更
- App Store「Obsidian Web Clipper」をインストールし Safari 拡張として利用
- 保存先フォルダを事前設定
キーポイント
- Cursorを使ったフォルダ作成: プロンプト一発でZettelkastenディレクトリ構成を作成可能
- Git難所はCursorとChatGPTで乗り越える: ターミナル操作不要
- GitHub リポジトリは Private 推奨: 個人メモが含まれるため
- Kindle Highlights テンプレートの image プロパティ: ギャラリービュー表示に必須
- Web Clipper の image プロパティ追加: 最初の設定で忘れずに行う