ウィキリンク

Obsidian で使われる [[ページ名]] 形式のリンク記法。通常の Markdown リンク([テキスト](URL))と異なり、Vault 内の別ノートへの双方向リンクを自動的に生成する。Wikipedia のウィキリンクに由来する概念。

基本構文

[[ノート名]]              # 基本
[[ノート名|表示テキスト]]  # エイリアス(表示名を変える)
[[ノート名#見出し]]        # 見出しへのアンカーリンク

特徴

  • 双方向: リンク元・リンク先の両方に参照関係が記録される(バックリンク機能)
  • 自動補完: Templater と Various Complements プラグインでオートコンプリートが効く
  • グラフビュー: ノート間のリンク網をグラフ(ネットワーク図)として可視化できる
  • リンクされていないメンション: ウィキリンクのない言及を Obsidian が自動検出し、後からリンクに変換できる

フォルダの代替としてのウィキリンク

Obsidian Vault設計(フラットノート構造) では、フォルダによる整理をやめてウィキリンクに整理の役割を委ねる。フォルダはファイルを「1か所にしか置けない」制約があるが、ウィキリンクなら1つのノートを複数のトピックと関連付けられる。

aliases による表記揺れ対応

frontmatter の aliases フィールドに別名を登録することで、表記が複数ある単語を同一ノートへのリンクとして扱える。

---
aliases: [Swift UI, SwiftUI]
---

aliases を設定すると「リンクされていないメンション」機能がすべての表記を同一ノートの言及として検出するため、後付けでウィキリンクを追加する作業が効率化される。

Web/SEO との関係

Obsidian Publish でウィキリンクをそのままWebに公開すると、記事間のリンクが密に張られた知識グラフサイトになる。ページ間の内部リンク密度が高いことは SEO 的にも有利とされる(Reo 言及)。

関連