MOC(Map of Content)
情報や知識を体系的に整理し、単なるリストやフォルダ構造ではなく「地図のように視覚的に表現する」ノート設計手法。Nick Milo が提唱した Obsidian 活用コンセプトで、Obsidian Vault設計(フラットノート構造) と組み合わせることでフォルダに依存しないナビゲーション基盤を作れる。
基本概念
- 提唱者: Nick Milo(@nickmilo22)
- 参考: https://minerva.mamansoft.net/Notes/MOC
- 目的: フォルダの代わりに「地図ノート」として特定トピックのノート群をまとめる
フォルダとの違い
| 比較軸 | フォルダ | MOC |
|---|---|---|
| 構造 | 物理的な階層 | ウィキリンクによる論理的な関連 |
| 柔軟性 | 1ファイル→1場所 | 1ファイルが複数の MOC に登場できる |
| 変更コスト | フォルダ移動=パス変更 | リンクの追記・削除のみ |
| 発見性 | ディレクトリツリーを辿る | グラフビューで俯瞰・クリックで移動 |
実装パターン
タグの代わりに MOC ノートを作る
# SwiftUI
SwiftUI に関連するノートの地図。
## 基礎
- SwiftUI View の基本
- State と Binding
## 実践
- SwiftUI でカスタムボタンを作る
- SwiftUI アニメーション入門
## 参考リンク
- WWDC2023 SwiftUI まとめ「#SwiftUI」タグの代わりに「SwiftUI」ノートを作り、関連ノートへのウィキリンクを列挙する。タグと異なり、MOC ノート自体に説明文・コメント・セクション分けを書ける。
インデックスとしての MOC
Vault 全体の地図(ホームノート)として MOC を使うパターン。Obsidian の「ピン留めノート」や「スタートページ」として機能させる。
Obsidian での活用
Obsidian Vault設計(フラットノート構造) との組み合わせが典型的なユースケース。フォルダで整理しないため、MOC が「今どこにいるか」「関連ノートはどれか」を示す唯一の地図になる。
Obsidian Bases の Filter 機能でも似たような一覧作成が可能だが、MOC は自由度が高くコメントや見出しで構造化できる点が異なる。
関連
- ウィキリンク — MOC の実装手段
- Obsidian Vault設計(フラットノート構造) — MOC が必要になる文脈
- Obsidian Bases — GUI によるフィルタリングベースの代替手段
- 俺的Obsidianのつかいかた — MOC 言及ソース(Reo)