ジェイソン流資産形成(緊急資金・投資ルール)

厚切りジェイソン が著書「ジェイソン流お金の増やし方」で体系化した、シンプルな個人資産形成の原則。米国式の合理的思考を日本語で解説したもの。

3つの核心ルール

1. 支出の価値判断基準

「苦しい節約」をするのではなく、あらゆる支出に対して「この商品・サービスは自分の生活や人生に価値があるか?」を問う習慣を持つ。欲しいかどうかではなく、価値があるかどうかが判断軸。価値基準が確立されれば、無理な節約なしに自然と支出が最適化される。

2. 緊急資金3ヶ月ルール

「3ヶ月は仕事がなくても暮らせる現金は必ず手元に置いておき、それ以外のお金はすべて投資に回す」

現金として手元に持つのは「3ヶ月分の生活費」のみ。それを超えた余剰資金は全額投資に回すことで、資産の遊ばせを防ぐ。

3. 生活レベルの固定と投資最大化

収入が増えても生活水準を上げない。「月末に3ヶ月暮らしていける生活費を現金で残し、それ以外の収入を投資に回す」スタイルを一貫して維持する。生活コストを変えず、収入増加分をそのまま投資に転換することで複利効果を最大化する。

関連概念:キャピタルゲイン vs インカムゲイン

本書では不動産投資を例に2種類の収益形態を説明している(→ キャピタルゲインとインカムゲイン):

  • キャピタルゲイン: 資産を売却したときに生じる差益(例: 購入価格より高く家を売った場合)
  • インカムゲイン: 資産を保有し続けることで継続的に得られる収益(例: 賃貸収入)

資産管理ツール

本書内で「Personal Capital」というツールが言及されている(location 1194)。米国の個人資産管理・資産追跡ツール(現 Empower)。

位置づけ

日本ではインデックス投資・つみたてNISA文脈で語られることが多い考え方だが、ジェイソン流の特徴は「投資商品の選択より先に、支出の価値判断と緊急資金の確保を行う」という順序の明確化にある。

関連エンティティ

ソース