デザインドキュメント先行アプローチ
手を動かす前にDesign Document(設計書)を最初に書く手法。牛尾 剛が世界一流エンジニアの思考法で紹介した、欧米エンジニアチームの実践的な作業習慣。
2つの利点
- 頭の整理: ドキュメントを書くことで自分の思考が整理される。抜け落ちていた視点・考慮漏れに気づくことができる
- 自動ドキュメント化: 考えながら書けば自動的に「ドキュメント」になる。後でまとめて退屈なドキュメントを書かなくてよい
ポイント
- 実装に着手する前に書く点が重要
- 書くこと自体が設計プロセスになる
- チームとのシェアが容易になる(書いてシェアするだけ)
SDD(仕様駆動開発)との関係
SDD(仕様駆動開発)はデザインドキュメント先行アプローチのAI駆動開発版。人間が仕様書をまず作成し、AIがそれに基づいて実装することで意図のズレを最小化する。いずれも「実装前の言語化」が核心。
関連概念
- SDD(仕様駆動開発)(AI駆動開発における仕様書先行)
- 理解の3要素(牛尾剛)(書くことで理解の要素1を達成する)
- Be Lazy原則(最小努力・最大価値)(後でドキュメントを書く手間を省く)
- AI駆動開発ベストプラクティス
出典
- 世界一流エンジニアの思考法(牛尾 剛、文春e-book)