NotebookLM を利用したアンケートレポートの作成

クラスメソッド の DevelopersIO ブログ掲載記事。著者・田部井勝彦(てぃーびー)が、NotebookLM を使って Google スプレッドシートのアンケート結果から分析レポートのスライドを自動生成した手順を紹介する実践ガイド。

背景

外部公開している「目標設定支援ツール」の利用状況を社内アンケートし、その結果をレポートにまとめる必要があった。NotebookLM が Google スプレッドシートおよびスライド生成に対応したことを受け、これらを組み合わせた事例として紹介。

分析レポートの作成手順

全体の流れは データ取得 → 段階的分析(メモ化) → スライド生成 の3フェーズ。

フェーズ1:データ取得

  1. Google Form のアンケート結果を Google スプレッドシートに出力する
  2. 新規のノートブックを作成し、ソース情報にアンケート結果のスプレッドシートを設定する

フェーズ2:段階的分析とメモ化

NotebookLM のチャット欄でプロンプトを入力し、出力結果をその都度「メモ」に保存してソース情報に追加するサイクルを繰り返す。

分析ステップ1:比率の可視化

以下をグラフにまとめてください

目標設定支援ツールを利用した、しない人の比率
目標設定支援ツールを利用して負荷が減った人、減らなかった人の比率
目標設定支援ツールを利用しなかった場合に、今後利用予定がある人、ない人

分析ステップ2:部署別回答率の算出

部署1+部署2単位で部署2の所属人数に対する回答人数の比率を出してください。

分析ステップ3:テキストフィードバックの要約

アンケート結果のテキストフィードバックについて、4つの項目それぞれについて要約してください。

メモをソースに追加するパターン

各分析ステップの出力を「メモに保存 → ソース情報に追加」することで、次のステップで前の分析結果を参照させることができる。段階的にコンテキストを積み上げるアプローチ。

フェーズ3:スライド生成

追加したメモ(分析結果)だけにチェックを入れた状態で、スライドの編集アイコン → カスタム形式でスライドを作成。プロンプト例:

以下の内容をまとめてください

タイトル : 目標設定支援ツールの利用状況アンケート結果
担当部門に「組織開発室」と添えてください。
冒頭に回答協力への感謝を添えてください。
・利用状況(円グラフ)
・負荷の軽減状況(円グラフ)
・今後の利用予定(円グラフ)
・テキストフィードバックの要約
・部門別回答状況(表。50音順)

ポイント

  • Google Form → スプレッドシート → NotebookLM という Google ツール完結のワークフロー
  • 中間分析結果をメモとしてソースに追加することで、最終的なスライド生成時に全分析情報を参照できる設計
  • スライドの構成・担当部門名・冒頭の挨拶文まで自然言語で細かく指定可能

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