クラスメソッド株式会社
AWS プレミアコンサルティングパートナーを代表的な事業とする日本のIT企業。技術ブログ「DevelopersIO」での知識共有文化で知られる。2023年1月時点で社員400名超。
公式ブログ: https://dev.classmethod.jp/
組織文化
「歌って踊れる」という表現で、技術とビジネス双方に対応できることを社員に期待してきた。
一方で、各部門・各個人の裁量が大きく、ルールを最小化して各自がリーダーシップを発揮する文化を重視する。全社統一のガイドラインは薄く、各部のカスタマイズを認める設計思想が組織全般に通底している(Template Methodパターンに例えられる)。
評価制度の変遷
改定前(〜2022年9月):JD制度
- 社員が自分の役割・業務・目標を自ら記述する Job Description ベースの制度
- 9段階グレードの評価基準は1文程度と非常に抽象的
- 部門ごとに評価方法・フォーマットが異なり、統一感がなかった
- 技術特化キャリアパスが存在しなかった
改定後(2022年10月〜):OKR+グレード目標
クラスメソッドの評価制度を改定した話 に詳細。主な変更点:
- OKR を全社導入(組織目標。評価とは切り離し)
- グレード目標を新設(個人の成長目標。SmartHR で管理)
- 評価基準を3層構造化(全社共通→職種グループ共通→個別職種)
- エキスパート(E)キャリアパスを新設(技術特化の専任職)
- OKR管理ツール: Notion(全社公開)
- グレード目標管理ツール: SmartHR(閲覧制限付き)
キャリアパス5類型(改定後)
| 記号 | 名称 |
|---|---|
| D | ディレクター(経営管理職) |
| M | マネジメント(管理職) |
| S | スペシャリスト(専門職:ビジネス&技術) |
| E | エキスパート(専任職:技術特化) |
| A | アソシエイト(一般職) |
AI 活用の取り組み(2025年〜)
2025年7月、田部井勝彦 が Gemini Gem と NotebookLM を活用した目標設定支援ツールを社内全部門(17部門)向けに導入。1ヶ月半・1人・他業務並行で開発から全社展開まで完了。ノーコードで実現した点が特徴で、社内から「体感5倍で下書き作成」「考える時間が98%削減」と高評価。
関連人物
- 田部井勝彦 — 組織開発室 室長、評価制度改定・目標設定支援ツール開発の主担当