WORK 価値ある人材こそ生き残る

概要

転職経験を持つキャリアコンサルタント・ブロガーのmoto(戸塚 俊介)による仕事術・キャリア開発の実践書。「仕事に探される人」になることをゴールに、市場価値の高め方・成果の出し方・コミュニケーション術・転職戦略を体系的に解説。65件のハイライトから読み取れる核心は「どこで働くかではなくどう働くか」。

主要テーマ

1. 仕事に探される人

  • 「仕事に探される人」になることが目標——仕事が自然とやってくる状態
  • 成果を出すことが「仕事に探される」ための唯一の道
  • 誰もやりたがらない仕事ほどローリスク・ハイリターン(信頼獲得チャンス)

2. 市場価値・自己評価

  • 本来気にすべきは「労働市場における自分の評価」
  • 市場評価の対象は結果のすごさではなく「どうやって目標を達成したか」というプロセス
  • 定期的に転職エージェントに会い「自分の値段」を健康診断のようにメンテナンスする
  • 「自分という商品にいくらの値段がつくのか」を常に把握する

3. 主体性と成長

  • どんな会社であっても仕事を通じた自己アップデートが価値向上につながる
  • 「この会社を私が成長させるんだ」という意識がキャリアを変える
  • 与えられた仕事を「やらされ仕事」にするか「自分のための成果」にするかは主体性次第
  • 「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」(リクルートの精神から引用)
  • スキルは経験を通じて身につくため「まずやってみる」力が必要
  • 違和感に素直になる——優秀な人は「言われたことをやる素直さ」と「自分への素直さ」を両方持つ

4. 成果の出し方

  • 成果の基本は「相手が困っていること」を解決すること
  • 数字のためでなく顧客・上司・目の前の人のためにできることを考える(数字はあとからついてくる)
  • 目先の数字ではなく「本当の成果」を追いかける
  • 手段を達成することが目的にならないよう注意
  • 時間は「浪費」か「投資」かを常に判断する

5. コミュニケーション術

  • 報告の3原則:①結論から話す ②事実と感想を分ける ③相手が聞きたいことを想像しながら話す
  • 事実と感想を分けられる人の価値は非常に高い
  • 上司への相談は「こうしてもいいですか?」——指示を仰ぐのではなく自分の思考を入れた提案形式で
  • 自分の感情と論点を切り離して考える(向き合うべきは人ではなくコト)
  • 大切なのは「誰が言ったかより、何を言ったか」
  • 社外の人と仕事するときは「相手を出世させる気持ちで」

6. 会社理解・上流視点

  • 自社のIR(有価証券報告書)の「事業の状況」「対処すべき課題」を必ず読む
  • 会社が目指す「上流部分」を見つつ「下流部分(手元のミッション)」を実行して会社の成果につなげる
  • 信頼残高は「約束と実行の繰り返し」で積み上がる

7. 転職戦略

  • 転職は目的ではなく「自分が叶えたいことを実現する手段」
  • 転職してはいけないタイミング:「今の仕事が辛い・嫌になった」とき
  • 最良の転職タイミング:今の職場で成果を出せており仕事が楽しいとき
  • 転職面接で伝えるべきは結果ではなく「自分が何をしてきたか」というプロセス

代表ハイライト(抜粋)

「仕事に探される人」にぜひなってください。

「どこで働くか」より「どう働くか」を意識することのほうが大切です。

本来気にすべきは「労働市場における自分の評価」です。

信頼残高は、「約束と実行の繰り返し」で積み上がっていきます。

先に事実を伝えたうえで、それに対して自分がどう思ったのかを話す。この順番を身につけられれば、一生の武器になります。

与えられた仕事をやらされ仕事にするか、その仕事を利用して、自分のために成果を出すかは、自分の主体性によって変わります。

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