仕事に探される人になる(WORK流仕事術)
moto(戸塚 俊介)がWORK 価値ある人材こそ生き残るで提唱した、「仕事が自然とやってくる状態」を実現するための実践的仕事術体系。
中心コンセプト
「仕事に探される人」にぜひなってください。
「仕事を探す」状態から「仕事に探される」状態への反転。これを実現する条件は一つ——成果を出すこと。
仕事が自然とやってくるようになるには、なによりも「成果を出すこと」です。
成果を出す基本原則
相手が困っていることを解決する
成果を出すための基本は、何よりも「相手が困っていること」を解決することです。それがどこにあるのかを考え、それを阻んでいるものを取り除いたりと、自分にできることをすることまでが仕事です。
数字より相手のことを考える
数字のためではなく、顧客や上司のため、目の前にいる人のためにできることを考えてください。数字は、そのあとについてくるものです。
ユーザーの立場に立つ
ユーザーの立場に立つことで見える景色も多くある。自分の成果にだけ目を向けず、サービスを使う「当事者」になって考えることを意識しましょう。
主体性と機会の掴み方
誰もやりたがらない仕事を取りに行く
誰もやりたがらない仕事は、信頼を獲得する大変いい機会です。
誰もやっていない仕事ほど、ローリスク・ハイリターンなのです。
競争がないため成功確率が高く、信頼も得やすい逆張り戦略。
違和感に素直になる
仕事で違和感を覚えたなら、「なんでこんなことやらなきゃいけないんだろう?」「この仕事のやり方は本当にいいのか?」「もっと効率化できないか?」と常に考えましょう。
優秀な人は「言われたことをやる素直さ」だけでなく「自分に対する素直さ」も持つ。感じた違和感に正直に向き合うことが改善・成長の起点になる。
時間を浪費か投資かで判断する
自分が使った時間は「浪費」だったのか、「投資」だったのかを考えないことには、その行動から得られるものも少なくなります。
お金とのつながりが断絶された仕事は切り離すか行わない判断が必要。
コミュニケーション3原則
motoが「一生の武器」と表現する伝え方の基本:
- 結論から話す
- 事実と感想を分ける
- 相手が聞きたいことを想像しながら話す
事実と感想の分離
事実と感想をきちんと分けて物事を伝えられる人の価値は非常に高いです。自分が思ったことだけを伝えるのではなく「事実」をもとに情報共有できる人はどんな組織でも重宝されるからです。
実践例: 「申し込みはどうですか?」と聞かれたら
- 悪い例: 「大丈夫だと思います」(感想のみ)
- 良い例: 「今日時点では申し込みはありませんでした(事実)。自分の感触としては大丈夫だと思います(感想)」
相手の背景をくみ取る
質問をするからには、何かしらの背景があるはずです。そこをくみ取って返答することを意識しましょう。
例: 「アポイント増えた?」→「先週より10件増えました。売り上げ見込みで1000万円ほど増える見通しです」
上司・社内との関係構築
「こうしてもいいですか?」の質問法
上司に仕事のことを相談するときは「こうしてもいいですか?」という言葉をほかのどんな言葉よりも多く言うべきです。仕事には正解はありません。指示を仰いではいけません。自分の意思や思考をかませると、必ず「こうしてもいいですか?」という質問になります。
指示待ちではなく「自分の提案+承認依頼」の形式が主体的な仕事姿勢を示す。
信頼残高の積み上げ
信頼残高は、「約束と実行の繰り返し」で積み上がっていきます。それは、どんな小さな頼まれごとであっても、相手のことを考えて最善を尽くすことで増えていきます。
自分の情報を社内横断で活用する
自分が持つ情報は、ほかの部署でも役立つ可能性が高いです。自分の価値は、自分の所属する部署で発揮するだけでなく、会社全体に役立たせましょう。
会社のIRを読む
自分の会社のIRに目を必ず通しておきましょう。中でも「有価証券報告書」の「事業の状況」「対処すべき課題」を見てください。ここには、あなたの会社の経営課題が載っています。
感情・自己管理
人ではなくコトに向き合う
「どうしたらこのプロジェクトは前に進むのか?」「何をしたら決裁してくれるのか」を考えるほうが生産的です。向き合うべきは人ではなくコトです。
自分の感情と論点は必ず切り離して考えましょう。
成果より自分を優先しない
仕事で最も無意味なのは、自分がどう見えるとか、まわりに嫌われたくないあまり消極的になってしまうことです。成果より自分を優先することは、意味がありません。
大切なのは、「誰が言ったかより、何を言ったか」です。
自分が活躍できる環境の見極め
自分が活躍できる環境とは「あなたの存在がありがたがられる組織」です。
介在価値という視点
相手にどんな価値を提供できるか?」に集中するのが大切です。モチベーションに目を向けるのではなく、目の前の顧客に対して「自分の介在価値」を高めていきましょう。それが自然とモチベーションになっていきます。
関連概念
- 市場価値とキャリア開発(WORK) — 市場での評価・転職戦略の体系
- AI時代の仕事術(仕事の本質) — 「高度な不確実性への対応」という補完的仕事観
- LNOフレームワーク — タスク優先度分類(関連する仕事術)
関連エンティティ
- moto(戸塚 俊介) — 提唱者