GVT(ジャーマンボリュームトレーニング)
German Volume Training。ドイツのウェイトリフティング選手チームが筋肉量増加のために行っていた高ボリュームトレーニング法。60%1RM × 10回 × 10セットが基本形。
基本プロトコル
- 重量: 60%1RM(10回を確実にできる重量)
- レップス: 10回
- セット数: 10セット
- インターバル: 1〜2分
- 重要: 10セットすべて同じ重量で行う(セットが進むにつれて回数が減るのは許容)
4週間サイクル(発展的GVT)
| 週 | レップス | セット数 | 重量 |
|---|---|---|---|
| 1週目 | 10回 | 10セット | 基準重量 |
| 2週目 | 7回 | 8セット | 1週目より重く |
| 3週目 | 5回 | 6セット | 2週目より重く |
| 4週目 | 10回 | 3セット | 1週目と同重量 |
| 5週目(1週目に戻る) | 10回 | 10セット | 各週+2.5% |
拮抗筋スーパーセットによるGVTプログラム例
胸・背中・腕を相反神経支配を利用したスーパーセット形式で実施:
1a: ベンチプレス 8回 × 10セット
1b: チンニング 10回 × 10セット
2a: インクラインダンベルフライ 10回 × 3セット
2b: ダンベルロウイング 8回 × 3セット
3a: インクラインカール 6回 × 6セット
3b: ライイング・エクステンション 8回 × 6セット
相反神経支配(GVTでの活用)
拮抗筋を交互に鍛えることで、一方が収縮している間に他方は弛緩・回復している。これにより休憩時間を短くしながら高ボリュームをこなせる。
出典
- 山本義徳-ウェイトトレーニングのテクニック(業績集9)