ピリオダイゼーション(トレーニング)

トレーニングを複数の「フェイズ(期)」に分け、目的・強度・ボリュームを計画的に変化させることで継続的な適応と過適応回避を実現するプログラム設計の考え方。山本義徳の業績集8で詳細なモデルプログラムが提示されている。

山本義徳モデル(4フェイズ)

1. 筋形質増大フェイズ(3〜4週間)

  • 目的:筋形質(サルコプラズム)を肥大させる
  • レップス:8〜15回(TUT 40秒程度を目安)
  • セット数:各セットは追い込まずトータル4セット
  • 使用重量:中程度

2. 収縮タンパク質増強フェイズ(3〜4週間)

  • 目的:筋力向上・筋原繊維(アクチン・ミオシン)を増強
  • レップス:2〜5回(低レップス)
  • セット数:追い込む場合1〜2セット / 追い込まない場合3〜4セット

3. ネガティブフェイズ(2週間)

  • 目的:最大筋力・ネガティブ局面の刺激
  • 使用重量:ネガティブ最大筋力(ポジティブMAXの120〜130%)の80%
  • レップス:3〜6回
  • 技法レストポーズ法を採用可能
  • :ベンチプレスMAX100kgなら、ネガティブMAX120〜130kg → その80%(96〜104kg)を使用

4. 回復フェイズ(2〜3週間)

  • 目的:蓄積疲労の解消・関節・神経系の回復
  • 種目選択:フリーウェイトよりケーブル・マシン中心
  • レップス:15〜20回(高レップス)
  • セット数:2〜3セット

筋形質 vs 収縮タンパク質

種類役割主な刺激
筋形質(サルコプラズム)エネルギー供給器官・筋肉の体積を増やす中レップス・多セット
収縮タンパク質(筋原繊維)力を生み出す・筋力向上に直結低レップス・高重量

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出典

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