Local RSS プラグイン

松濤Vimmer が開発した Obsidian コミュニティプラグイン(著者の 2 つ目のコミュニティプラグイン)。RSS(RDF Site Summary) フィードを購読し、記事をローカルの Markdown ファイル(.md)として Obsidian Vault に保存する。Obsidian Bases と組み合わせることで Obsidian 単体で RSS リーダーとして機能させられる。

インストール

Obsidian の設定画面 →「コミュニティプラグイン」→「閲覧」→「Local RSS」を検索 → インストール → 有効化。

主な機能

出力先フォルダ

  • デフォルトは RSS フォルダ
  • 任意のフォルダに変更可能

テンプレート機能

  • 記事をどのような形式で保存するかをテンプレートで設定
  • タイトル・公開日・著者名などを専用変数で自由に配置
  • デフォルトテンプレートでも十分実用的な設計

更新間隔

  • デフォルト 60 分ごとに新記事を取得
  • 短縮することで新着記事を早く入手できる

画像の取り扱い

  • 記事内の画像 URL 保存を ON/OFF 切り替え
  • フィードに画像情報が含まれない場合、リンク先ページにアクセスして画像を自動スクレイピング(Bases のカードビューのサムネイルとして活用可能)
  • 画像の表示幅を調整可能(デフォルト 50%)

古い記事の自動削除

  • 日数または分数で削除期間を指定(例: 30 日以上経過した記事を削除)
  • 削除基準日として「ファイルの保存日」または「記事の公開日」を選択できる
    • 保存日: プラグインで取得した日から計算
    • 公開日: 記事の元の公開日から計算(過去記事取得後すぐに削除される場合があるため注意)

RSS フィードの登録

  • 設定画面の「RSSフィードを更新 > 新しいフィードを追加」からフィード名と URL を登録
  • 設定画面の更新ボタンまたはリボンの更新アイコンで即時取得
  • フィードごとに取得 ON/OFF を個別に切り替え可能
  • Note のフィード URL はアカウントページ → 3点リーダーから取得できる

取得記事の frontmatter

記事取得時に以下の frontmatter プロパティが自動付与される:

プロパティ内容
publish_date記事の公開日
author著者名
description記事の概要

これらを Obsidian Bases の Properties や Sort、Filter の対象として活用できる。

Obsidian Bases との連携(RSS リーダー化)

Local RSS プラグインの真価は Obsidian Bases との組み合わせで発揮される。

設定手順:

  1. Base を新規作成(リボンまたはコマンドパレット → “Create new base”)
  2. フィルタリング: All views または This view に file in folder RSS を入力し RSS 記事のみ表示
  3. カードビューに切り替え: Layout → Cards に変更。各記事がサムネイル付きカードで表示
  4. プロパティを追加: publish_dateauthordescription を Properties に追加して一覧表示

結果として、専用 RSS リーダーアプリに匹敵するカードギャラリービューが Obsidian 内に構築できる。

活用シナリオ

  • 技術記事収集: 好みの技術ブログ・Qiita・Zenn の RSS を登録して学習素材を蓄積
  • ニュースチェック: ニュースサイトを購読して後から読み返し
  • オフライン閲覧: 全記事がローカル Markdown として保存されるためネットなしで閲覧可能
  • AI 活用: ローカル保存された記事を AI に読ませてピックアップ・要約させる
  • Obsidian リンク活用: 他のノートと wikilink で接続できる(専用アプリでは不可能な機能)

開発予定機能

  • フィードごとのテンプレート設定: 現状は Vault 全体で 1 テンプレート。フィードごとに異なるテンプレートを設定できる機能を開発中(GitHub Issue でリクエストあり)

フィードバック

GitHub の Issue からバグ報告・機能リクエストを受け付けている。

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