実行と振り返りのサイクル
日々の行動を内省に引き寄せることで、自分の方向性と「やりたいこと」を発見していく習慣。伊藤羊一が提唱。
核心
「それはなんでよかったのだろうか」「なんでつらかったのだろうか」と自分に引き寄せて考えてみると、「自分がやりたいことは、こういうことなのではないか?」ということに気づくことがある。それを毎日繰り返しているうちに、だんだんと方向性が見えてくる。実行しながら振り返り、また実行しながら振り返り、というサイクルを回すのだ。(伊藤羊一)
サイクルの構造
実行 → 振り返り(なぜよかったか・なぜつらかったか)→ 気づき → 再実行 → 振り返り → ...
「良かった・つらかった」という感情的な反応を出発点に、その根拠を言語化することで自分の価値観・動機が浮き上がる。
ポイント
- 毎日繰り返すことに意義がある——一度の深い振り返りより、小さな振り返りの積み重ねが方向性を明確にする
- 感情に引き寄せる——「なぜそう感じたか」を問うことで、論理分析ではなく内発的動機に触れる
- 完成した答えを求めるのではなく、「だんだんと方向性が見えてくる」というプロセス志向
1on1との接続
1on1ミーティングの場でメンバーが振り返りを言語化するサポートをすることが、リーダー(ファシリテーター)の重要な役割。「それはなぜ良かったの?」「なぜつらかったの?」という問いがリーダーの傾聴・問いかけスキルの具体例となる。