両利きの経営(増補改訂版)―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く
書誌情報
- 著者: チャールズ・A・オライリー(Charles A. O’Reilly)、マイケル・L・タッシュマン(Michael L. Tushman)
- 解説: 入山 章栄(早稲田大学ビジネススクール教授)、冨山 和彦(経営共創基盤)
- 翻訳: 渡部 典子
- ASIN: B09YTXZB99
- 形式: Kindle
- 版: 増補改訂版
- Amazon: https://www.amazon.com/dp/B09YTXZB99
概要
世界のイノベーション研究において最も重要な経営理論の一つである「両利きの経営(Ambidextrous Organization)」を体系化した書籍。チャールズ・A・オライリーとマイケル・L・タッシュマンがスタンフォード・ハーバード両大学での研究をもとに提唱した理論の集大成。日本語版には入山章栄・冨山和彦による解説が付加されている。
ハイライト(全4件)
両利きの定義(Ambidexterity)
「両利き(ambidexterity)」とは、まるで右手も左手も利き手であるかのように、それぞれがうまく使える状態を意味する。 — location: 112
探索と深化の定義
企業活動における両利きは、主に「探索(exploration)」と「深化(exploitation)」という活動が、バランスよく高い次元で取れていることを指す。 — location: 115
探索と深化の詳細
「探索」は自身・自社の既存の認知の範囲を超えて、遠くに認知を広げていこうという行為。探索は成果の不確実性が高く、その割にコストがかかる。「深化」は探索などを通じて試したことの中から、成功しそうなものを見極めて、それを深掘りし、磨き込んでいく活動。深化活動によって企業は安定して質の高い製品・サービスを出したり、社会的な信用を得て収益化を果たすことができる。 — location: 124
両利きの経営の本質
不確実性の高い探索を行いながらも、深化によって安定した収益を確保しつつ、そのバランスを取って二兎を追いながら両者を高いレベルで行うことが、「両利きの経営」である。 — location: 129
キーコンセプト
- 両利きの経営(Ambidextrous Organization) — 探索と深化をバランスよく高い次元で実現する経営フレームワーク
- 探索と深化(知の探索・知の深化) — 両利きの経営の2本柱
- イノベーション経営 — 既存事業の継続と新事業の創出を両立する経営戦略
関連エンティティ
- チャールズ・A・オライリー — 本書原著者(スタンフォード大学)
- マイケル・L・タッシュマン — 本書原著者(ハーバード大学)
- 入山 章栄 — 日本語版解説者、本理論の日本での第一人者
- 冨山 和彦 — 日本語版解説者、経営共創基盤代表